薬王堂は、ドラッグストアとして「地域の皆さまの美と健康と、豊かな暮らしに貢献する」ために様々な取り組みを行っています。
「豊かな暮らし」とは、みんなが当たり前の生活・健康的な日々を送るために、東北の少子高齢化・過疎化といった様々な課題を
解決し、「マイナスをゼロ」にしてゆくことです。
時代によって変化する、「豊かなくらし」のカタチやニーズ。私たちは、その変化に応じた取り組みをこれからも進めて参ります。
順調にストアチーフ(店長)に。手厚いサポートを存分に活かして持ち前のポジティブな性格を発揮。
- 新卒でご入社と伺いました。就職活動中は、最初からドラッグストア業界を志望しておられましたか?
いえ。業界を意識したというよりは、私自身生まれも育ちも東北で、大学も東北だったので「地元に貢献できる仕事をしたい」と思って就活していました。
東北に住んでいれば「ドラッグストアの薬王堂」は馴染みのある存在ですが、どういう会社なのかは詳しく知らないままでいたんです。たまたま大学の合同説明会で薬王堂と「会社として」出会って、改めて地元に貢献できる事業であることを認識して。
興味がわいたのでドラッグストア業界のことも調べてみたらかなり成長している業界で、その中でも薬王堂はどんどん店舗数を増やしていて上場もしていて...と色んなことを知り、「ここに入社すれば地元に貢献できそう!」と心を決めました。
- 登録販売者の資格取得について、ご自身の経験をお聞かせいただけますか。
入社して最初の頃は、お店の仕事を「覚える」ことで精一杯でした。レジの扱い、商品知識、接客と、覚えることは本当にたくさんあります。そんな毎日の中でも、私と同じように資格取得を目指して勉強している人たちと集まって勉強会をしていました。
模擬試験の誤答を先輩に解説していただいたり、業務後にチーフや先輩に質問したりしたのですが、みなさん快く教えてくださいました。
その後無事に資格を取得できて、今自分がストアチーフになってみて思うのは、受験する本人の勉強のモチベーションを高めるために一人ひとりに対する丁寧なフォローが大切だということです。模試の結果を「今回はどうだった?」とコニュニケーションを取ったり、「誰でも最初からできる訳じゃないよ」と励ましたりしています。
- ストアチーフ(店長)のお仕事を詳しく教えてください。
大きく分けてふたつあります。店舗の従業員の教育と、お店の売り上げなど数字の管理ですね。
「教育」と言っても上から目線ではなく、各人の普段の様子を把握して、それに合った、モチベーションの上がるようなコミュニケーションの取り方を意識しています。
ちなみに、スーパーバイザーが定期的に巡回に来てサポートしていただけるのでその点では安心しています。周りの店舗の先輩にもアドバイスをいただいたり、組合などの集まりで他の店長と接点をもったりするので、「店長だからすべてを任されて一人きりで頑張らなきゃいけない」ということはないです。
薬王堂は、何か新しい取り組みを始める時には必ず「この地域には◯◯の理由からこれが必要なので」といった感じで説明があるので、店長として従業員へ定着させやすい環境ができているなと感じます。
- 今後、仲間になる方へ一言アドバイスをいただけますか。
前向きな気持ちがある方なら薬王堂は合うと思います。新しい取り組みが早いスパンで実践され続ける会社なので、それに対応できる方だとやりがいがあると思います。
私自身、不安なことや分からないことはすぐ相談できる環境だと実感していますし、試験や面接についても、自分の思うことを自由に自然体で話せたので、みなさんにもぜひ薬王堂にご応募いただきたいですね。
20店舗を統括するスーパーバイザー。心配りのポイント、仕組みで対応する意識。
- SV(スーパーバイザー)のお仕事について、具体的に教えてください。
現在、20店舗を統括しています。端的に言うと「お店をとにかく良く見る」のが仕事ですね。「お店に顔を出す」という意識でやっています。
一番の仕事は、お客さまにとって魅力的でお買い得な商品を提供する為に、会社として決まった商品政策がしっかり実現できているか、着地まで確認します。
また、店内が「綺麗で清潔な売り場」「ほしい物がいつもある売り場」であるために、バックルームや休憩室、事務室の管理状態、駐車場まで様々な項目を確認します。
- ご自身が思う「薬王堂におけるSV」とは?
まず、「なんでも言い合える」「安心安全」「風通しがいい」という環境がベースにありますね。「言ってはいけないこと」が無いんです。その環境の中で、各人を高められる「意識のスイッチ」のありかを探します。
店長が「自分のお店をどうしたいのか」を明確にイメージできていて、自然体でいられれば最大のパフォーマンスを生むと思っているので、関わり方は本当に大切にしています。私の考えを押し付けるのではなく提案をして、あくまでも店長や従業員に決断してもらうための「手助け」をしているというイメージです。
誰でも、自分で決断すると表情や行動が変わり、意識も変わります。自分で決めるという行為はポジティブな気持ちを生むんです。それを「輪」になるように繋げて、広げるのが私の仕事だと思っています。
また、薬王堂は施策のスピードが早い会社ですので、「新しいチャレンジをする意味・背景」を説明し、理解してもらえるよう働きかけていくのも大切な役目ですね。
- ご自身のお仕事のやりがいについて、お聞かせください。
私自身、人との関わり方ひとつでお店の完成度が変わることを実感しています。例えば、従業員同士が「ありがとう」と伝えあえているかどうかは結構重要な指標だと思っています。
店長の育成を通して、そういった「ポジティブさ」をより高められるような働きかけができると、お店が「あるべき姿」に変わり、その結果として「数字(売上)」がついてくる。こういうところにやりがいを感じますね。
- 2014年の上場前と後の両方の時期をご経験されていますね。会社の変化について教えてください。
実は、上場前も後も現場ではあまり変化や実感は無いですね。いままで通り、お客さまのことを第一に考えてお店を営業しております。でもお客さまから注目されてきて来ているな、というのは感じていました。いただくご意見に違いが出てきた、といった変化ですね。
あとは物理的に会社の規模が大きくなり、一緒に働く人も増え、管理職として「まとめる力」が、いち社員としては「団結力」がより必要になってきているなと感じます。
薬王堂は事業の様々な場面で「仕組み化」や「効率化」することで課題を解決している会社です。それが全従業員に浸透している店舗は強いですよ。そういう店舗がこれからも増えていくと、会社がより良くなっていくと思っています。
自身のライフステージの変化と、薬王堂の躍進と。どちらも柔軟に、でも確かな足取りで前へ。
東北の人たちの味方でありたい――。こう掲げる薬王堂でバイヤーを務めている私が、商品を選ぶうえで大切にしていること。それは、お客様の需要に合わせた品揃え。薬王堂は、地域の人にとって重要な生活拠点に近い店舗も多いため、「薬王堂があれば生活に必要なものが揃う」というお客様のご期待に応えるようにしています。バイヤーの仕事は、そうした方針を踏まえ、市場調査から、商品の選定、取引先様との仕入れ交渉や価格決定、売場の棚割りの作成、販売計画と多岐にわたります。扱う品も、医薬品から日用品、化粧品、食品に至るまで、さまざま。そのため、各バイヤーは医薬品やトイレタリーなど自身の専門カテゴリーを担当し、バイヤーとしての経験を積みます。約10年前に入社し、2022年から商品部へ異動してきた私は、ヘアケアやオーラルケア、ボディソープなどのトイレタリーを担当した後、現在はメイク用品やスキンケア用品などを扱う化粧品バイヤーとして働いています。商品数が多く、トレンドによって売れ行きが日々変化する化粧品――このため普段からSNSなどを通して、情報をキャッチするようにしています。一見すると、変化が激しく大変だと思われるかもしれませんが、もともと新しいものに敏感なタイプ。大学時代にアルバイトをしていたコンビニエンスストアでは、新商品が発売されるのをいつも楽しみにしていました。
バイヤーの醍醐味は、商品の販売戦略や計画を練って成功したときと、市場に出る前に取引先様から新商品の情報をいただけること。なぜこの商品をつくったのか、商品に対するこだわりを知ると、「この商品を売れるようにするにはどうしたらよいだろう」と考えてしまいます。けれど、次々と新しい商品が登場するなかで、店頭に並べられる商品は限られています。どの商品をどれくらい仕入れるかは、最も悩むところ。そこで、価格設定やチラシ掲載、お得なキャンペーンなど、お客様に買っていただくための施策を取引先様と交渉します。そうして選定された商品ですが、どこに陳列するかを決めるのもバイヤーの腕の見せ所。たくさん売れそうな商品は、多くの在庫を確保しなければならないため、奥行きのある最下段に。一方、新商品やトレンド品は上段に配置し、品揃えを充実させるようにしています。商品の配置で売れ方が変わってくるため、慎重に。商品分類ごとに陳列して、似たような商品は近くに、価格もできるだけ揃えて、お客様が見たときにわかりやすい工夫をしています。シンプルでわかりやすい売場は、薬王堂ならではのこだわりです。
商品の販売戦略を練るとき意識しているのが、「一般のお客様だったらどうだろうか」とお客様の目線に立ち返ること。迷ったときには同僚の意見を聞いて、「自分がすべてではない」と自分に言い聞かせています。また、地域によって商品の売れ方が違うことも。ときに現場スタッフにヒアリングした意見を取り入れたりもします。そうした消費者意識を日頃から養うために、自社のみならず他社の店舗に足を運ぶことも大切にしています。他社の価格はどうか、売場は、品揃えは? どの商品にどんな理由で販売に力を入れているのか、意図をつかむようにしています。また、バイヤーを務める以前は、商品開発部で自社のプライベートブランドの開発を担当していましたが、その経験も役立っていると感じます。商品を作るうえで他社の商品を研究したり、機能に付加価値を付けたり、パッケージの文字や色を工夫したり、自然と消費者目線が身に付いたように思います。入社以来、商品に関わる仕事を多く担当してきましたが、新しいことをやるたびに、新たな発見があります。そんなワクワク感を忘れず、これからも新しいことにどんどんチャレンジしていきたいと思います。
ステップアップを目指して同業他社から転職。念願が叶い、様々な店舗を経験し、ストアチーフ(店長)に!
- 同業他社から転職してこられたそうですね。
はい。元々、資格をもった仕事に就きたくて、高校生の時に薬剤師を含む「お薬を扱うお仕事」を知りました。
お薬というと、お客さま自身の健康に密接に関わることなので、その点に魅力を感じて登録販売者の資格を取得したんです。
最初に入った会社は店舗が固定で、なかなか新しい経験もできないでいたため、「もっとキャリアアップをしたい」という思いが強くなり、転職先を探していました。
ちょうどその頃、薬王堂は上場したばかりで、新店舗の出店も増加していて勢いを感じていました。自分もその波に乗って成長したいという思いと、専門学校の同級生が薬王堂に多数入社している経緯もあり、転職を決意したんです。
- 中途入社された立場から、薬王堂のサポートについて感じたことをお聞かせください。
一般的に、中途入社者は新卒入社者と比較して研修が少なかったり、同期がいなかったりすることが多いですよね。でも薬王堂では、3ヵ月の試用期間中にしっかり基礎を身につけられる研修が用意されているので不安はありませんでした。
キャリアアップという面からも、店舗応援などで社内の知り合いを増やすきっかけを与えていただいたり、売上げの高い店舗を経験させてもらったり、新規オープンの店舗で立ち上げ前からの準備を経験させてもらったり、と多様な経験を積ませていただきました。
そこで知り合った先輩方のおかげで今まで続けられている、という思いがありますね。入社後すぐにお世話になった方が、今でも気にかけてくださっているんです。
私は中途入社者で同期がいませんでしたが、周りには困ったら助けてもらえる人がたくさんいるので、「人との繋がり」という意味で不安はありませんでした。
- あなたが考える、「薬王堂らしさ」を聞かせてください。
「仕組み」を作って仕事を効率化するところですね。前職では手発注だったので、自動発注システムには驚きました。販売数と在庫数を付き合わせて、「この位の量を発注すると適切ですよ」とシステムが教えてくれるんです。
あとは、どんな施作の導入もスピードが早い点が特徴ですね。その「速さ」に前向きかつ実直に取り組むのが当社のスタイルだと思います。
- 現時点で、ご自身の転職に納得感はありますか?
はい。私は入社したての頃、「中途入社者なんだから即戦力じゃないとダメだ!」と少し気負っていたところがありました。
でもそういう「気持ち」ではなく、薬王堂の「仕組み」を理解し適切に運用しようと必死でついていった結果、自分が成長できたと実感しています。
今後は、自分が受けたサポートをストアチーフとして従業員に還元したいですね。働きやすい環境や、より良い仕組みづくり、与えられた目標に対してルールを守って最大限の成果を挙げること。その結果を自分の店舗だけでなく全社にも波及できるような仕事ができればいいなと思っています。
薬王堂は、自分の成長に意欲的で、自分の長所を積極的に現場に反映させられる方には合っていると思うので、ぜひそういう方に仲間になっていただきたいですね。
ITコンサルからUターン転職を希望。 プロジェクトマネージャーの視点が活かせる部署へ抜擢。
- 前職はITコンサルタントだったと伺いました。転職先を薬王堂に決めた理由を教えていただけますか。
私は出身が岩手で、東京に出てIT系の仕事をしていましたがUターンしたくて転職活動をしていました。
ドラッグストア業界は小売業の中でも成長しているカテゴリでしたし、薬王堂は成長を続けている会社だったことと、やっぱり「岩手の会社で東証一部(現:東証プライム市場)上場企業」というのは大きなフックでしたね。
また、最終面接で社長が「これから東北を一緒に盛り上げて行こう」と言ってくださったのが深く心に響きました。
実はその時点で他の会社でも内定をいただいていたのですが、せっかくUターンするのだから地元へ貢献できる企業を選びたいと考えて薬王堂に決めたんです。薬王堂は過疎地にも出店するなど、地域貢献を意識している企業だなと感じたので。
- 担当されているお仕事について具体的にお聞かせください。
私は今、会社全体の大きな予算組みをしたり、中長期の戦略を立案したり、全社横断のプロジェクトの調整や個別案件の進捗管理をしたり、取締役会の運営もしたりしています。
元々ITコンサルでのプロジェクトマネージャーの役割は似たようなことが求められていましたし、様々な人の間に入って調整するという仕事も多かったので、割とフィットしているんじゃないかなと思います。
当社は施策のスピード感が早い会社なので、何か一つ新しいことをやるぞとなったら「自分のわからない・やったことのないこと」に対しても前に進めていかないといけない。
また、私が所属している部署は新しいことや横断的な取り組みが結構多くて、社内の誰もその領域に対して知見を持っていないことだと自分で切り拓いていかないといけません。そういう面では大変さもあります。
でも新しい知識を学ぶことが好きな自分には合ってるなと思います。
- 元々は「情報システム部」のような部署を志望しておられたそうですね。現在の配属についてのお考えをお聞かせください。
私はIT系からの転職なので、分かりやすく「情報システム」などの部署を目指すのが手堅いかなと思ってそのように志望を出しました。
ただ、薬王堂では「中途入社者は前職でのスキルが活かせる配属であるべき」といったような『重みづけ』はありません。その、フラットに評価してくれる環境で私の適性を見ていただいた結果、経営戦略部に配属されたのだと思います。
そういう柔軟さがあるのが当社の魅力だなと感じます。
- 今後、薬王堂を目指す人に対して何かアドバイスをお願いします。
異業種から転職してくると、当社では「店舗業務を経験する」研修があることに戸惑いを感じる人もいるかもしれないですが、私は実際に経験してみてとても価値があったと感じています。
当たり前のことなのですが、現場には様々な人がいて、みんなできることや困るポイントやお客さまへの接客のスタイルが違う。気持ちが良い雰囲気を持っている人も多いです。
自分もその中に入っていくことで、未経験者ながらそういうものが少し身についたかなと思っています。
私のように小売や接客の経験がなくても、「新しい物が好き」とか、何かひとつコア(核)になるものがある方だとやりやすいと思います。
当社の施策の速さの中に入っていきたいとか、チャレンジ精神があるとか、自身で色々なことを手がけてみたいと思う人ならきっとマッチします。そういう方にぜひ応募していただきたいですね。
今後も、店舗・会社が拡大予定で、まだまだ快進撃は続く見込みですので、どうぞ楽しみにしていてください。